通常、干物に使われる塩は、化学合成された食塩(塩化ナトリウム)がほとんどですが、 あご匠松井では、昔ながらの海水を乾燥させた塩「五島灘の塩」(商品名)を使用しております。
天然のミネラル成分が多く含まれている自然塩の旨みと、本場平戸産あごの旨みのコラボレーションが、 最高に美味しいあご干物を生み出します(ちなみに、つまみあごも同じ塩を使用しております)。
干物の製法には、「たて塩」と「振り塩」の2つがございます。
たて塩とは、塩水に、あごを漬け込むことにより魚全体の塩味を均一にする方法です。
振り塩とは、あごに直接塩を振り、樽に入れることにより魚から水分を抜き、塩味を整える方法です。
あご匠松井では、振り塩製法を採用しております。
この製法は、熟練された数少ない平戸のあご職人のこだわりです。
塩と水の割合さえ解れば、だれでも作ることのできるたて塩製法と、全てのあごに均一に塩を振る匠の技では、明らかにレベルが違います。
あごは、他の魚に比べて脂分が非常に少なく、タンパク質が70%を占めております。
天日干しで仕上げる事により、タンパク質が旨み成分のアミノ酸に変わります。
あごには他の魚に無い独特の美味しい甘みを持つのが特徴です。
上手な焼き方につきましては、レシピ集を御覧ください。
・飛魚・塩
製品の詳細情報はあご生干をご覧ください。
あご匠松井 店主合掌