素材の妥協を許さず製法に労を惜しまず頑固を通して来て認められた結果あご匠松井があります。
「あご」とはトビウオの事を指しますが、
厳密に言うとトビウオの中でも「角トビ」と「丸トビ」の2種類の事を言います。
トビウオとはトビウオ科の魚を指す言葉であり、世界的に見ると50種類以上、日本では20〜30種類のトビウオが生息すると言われています。標準和名としてトビウオという種類も存在していますが、捕獲量の少なさから市場に出回る事はあまりありません。
トビウオはカツオなどと同様に季節回遊し、日本近海へは春先から夏にかけて北上、産卵した後、秋には南下していきます。一般的に市場で見られるトビウオは、ハマトビウオ・筑紫トビウオ・細トビウオの3種類です。さらに、頭の形が角ばったハマトビウオと筑紫トビウオを「角トビ」、丸みを帯びている細トビウオを「丸トビ」と区分しています。
角トビに区分されるハマトビウオは、体長約50cm、重さは1kg程度まで成長し、トビウオ科の中では最も大型な種類です。旬は春先から初夏にかけて、九州南部から四国沿岸の太平洋、伊豆諸島周辺で主に水揚げされます。そして筑紫トビウオは、体長約30cm、重さは300kg程度と中型で、主に高知や和歌山、山陰地方で多く水揚げされています。
丸トビに区分される細トビウオは、体長約30cmと市場で出回るトビウオの中では小柄な種類です。旬は晩春から夏場にかけて、主に山陰地方で水揚げされます。平戸で水揚げされる丸トビは15cm前後と小振りですが、当店の焼きあごには、この大きさがピッタリです。
当店では、炭火焼きあご、つまみあご、微粉末あごだし、あごだしパックなど、厳選したあごを使用した商品を販売する専門店です。厳選したあごを使用して作った商品は、どれも料理に旨味と深みをプラスしてくれます。
特に、焼きあごは長崎県平戸伝統炭火手焼製法のA級品です。炭火で凝縮された旨味を是非、毎日のお料理にご活用下さい。ご家庭用・業務用をご用意しております。いつものレシピにオリジナリティを出せる食材をお探しの方には、当店の焼きあごをおすすめします。